毎月第4火曜日は私が「ぐすたふの音楽館」をお届けしています
2018年第11回目は、1980年代のフュージョンブームを牽引したバンド、カシオペアをお送りしました。
お送りした曲は、
Swallow (from Album 'CASIOPEA')
Midnight Rendezvous (from Album MINT JAMS)
Galactic Func (from Album CROSS POINT)
の3曲でした。
カシオペアは1977年に結成、1979年にアルバムデビューをした4人組で、デビュー当時のメンバーは
野呂一生(ギター)
櫻井哲夫(ベース)
向谷実(キーボード)
佐々木隆(ドラムス)
という面々でした。
まずは1曲、1979年リリースのデビューアルバムから。
本日のカシオペア特集、1曲目はSwallowです。
カシオペアは、その前身となるバンド(名前はすでにカシオペアでした)で1976年にアマチュアバンドコンテストのイーストウエストで決勝大会に出場、ギターの野呂一生さんがベストギタリストに選ばれて、翌年1977年のイーストウエストでも2年連続でベストギタリストを受賞、バンドとして優秀グループ賞を受賞しています。鳴瀬喜博さんからはコンテスト当日、コンテストとしては異例のアンコール要求が出た、ということなので、よほど気に入られたんだと思います。
このSwallowは、1977年のイーストウエストで演奏された曲だそうですから、デビューする前からのレパートリー曲だったということですね。
なお、1977年のイーストウエストでは、カシオペアが優秀グループ賞、サザン・オールスターズがベストボーカル賞、シャネルズが入賞ということになってました。
さて、カシオペアは1980年にドラムが神保彰さんに替わり、数枚のアルバムを作った後に、1981年に、MINT JAMSをリリースします。このアルバムは、私がカシオペアというバンドに目を向けるきっかけになったアルバムなんですが、その中からMidnight Rendezvousをお届けします。
1曲目のSwallowとは、随分変わりましたね。同じバンドとは思えないほどだと思いますけど、どうでしょう?
このアルバムはライブ録音した音を元に、スタジオで音の処理をして製作したもので、オーバーダビングはしてないものです。
このアルバムはライブ録音した音を元に、スタジオで音の処理をして製作したもので、オーバーダビングはしてないものです。
ところで、このミント・ジャムズの時期、ライブの売り物として、結構アクロバットのような全パートが同じことをするキメをカシオペアは良くやっていました。今流れている曲でも、先ほど音量が下がる直前にそういうキメが入っていましたが、
このアクロバット演奏の代表的なものがありますので、ちょっと聴いてみましょう。おおよそ4:13ぐらいのところから始まります。
さて、このMINT JAMSの時期、カシオペアは、このアクロバット演奏は別にしても、バンドの音がより固まって、アンサンブルで頂点に立ったような時期でした。
そのきっかけになったアルバムが、アメリカ西海岸の音楽シーンで代表的なミュージシャン、プロデューサーだったハーヴィー・メイスンをプロデューサーに迎えて製作したクロスポイントでした。
実はドラムが神保彰さんに変わって、デビュー当時から比べると音が随分落ち着いたのですが、ハーヴィー・メイスンをプロデューサーに迎えたアルバム製作で、得るものが大きかったのだと思います。
そのアルバムから、ライブで定番となっているテンポの良い曲をお送りしたいと思います。アルバムCROSS POINTからGalactic Funkです。
実はハーヴィー・メイスンがプロデューサーとして参加するのは、このアルバムが2回目ということになりますが、当時の雑誌に載っていたインタビュー記事で、ハーヴィー・メイスンが手を叩くのに合わせて演奏すると、演奏している最中にはこれは絶対にもたっている(置いて行かれている)と思ってしまうのに、プレイバックしてみると、実にいいノリになっていた、とメンバーが語っていたのを覚えています。
その後、カシオペアは1990年にベースの櫻井さんとドラムの神保さんが抜けて、ベースはイーストウエストの審査員だった鳴瀬喜博さんが加入、ドラムは数人のドラマーが交代した後に神保さんがサポートドラマーとして参加、2006年までその体制で活動した後に一旦活動を停止して、2012年にキーボードの向谷さんが抜けて大高清美(おおたかきよみ)さんが加入、カシオペア3rdという名前で現在も活動中です。
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