2018年12月11日火曜日

SSD始めました

うちにあるMac Book Pro(以下、MBP)は、2011 Earlyモデルです。購入してまもなくハードディスクを1Tバイトのものに換装して現在に至ります。購入から7年、すでにOSのアップデート対象からはずれ、古ーいマシンになってしまいました。

ここ最近このMBPが何をするにも遅くなりました。

OS自体、2011年に買った時に入っていたSnow Leopardに比べて、今入っているHigh Sierraは重くなっているんだろうとは思うんですけど、それを除いて考えても、ここ最近急激に動作が緩慢になってきたような気がするんです。

ハードウエアに変更がないのであれば、動作が緩慢になる原因として一番考えやすいのは、ハードディスク上のファイルの断片化だと思うので、SSD換装を試してみることにしました。



使ったのはこちら。San DiskのUltra3D SSDです。


実は最近、このMBPでは、ハードディスクの空きを増やすために、動画編集で発生した巨大な中間生成物や編集の終わった動画ファイルを大量に削除したり、しばらくアクセスしていない大きなファイルをまとめて削除したりと、ハードディスクのあちこちに虫食い状の空き領域ができちゃうようなことをしたので、断片化が起こりやすいような状況ではありますし、ほぼ7年間、特にメンテナンスもせずに使ってきたハードディスクなので、かなり断片化が起こっているのではないかと思っています。 
macOSで使われているファイルシステムは断片化が起こりにくい、という記述をよく見ますけど、あれは理由がわからないんで、自分はあまり信用していません。

このSSDをSATA→USB変換アダプターを経由してMBPと接続して、OSやデータの転送を行います。こういうアダプターですね。SATAドライブは3.5インチも2.5インチも物理的なインターフェースが同じなので、こういうアダプターを1つ持っておくと便利です。

今回、SSDへの換装を行うにあたっては、いろんなサイトの情報を参考にさせていただいて、最初、元々本体に入っていたハードディスクをそのままSSDにコピーする、クローンニングでSSDにデータを転送する作戦をとりました。このサイトを参照。

マシン起動時にcommand + RでmacOSユーティリティーを起動、その中のディスクユーティリティからSSDを選択、「復元」を選んで復元元をMBP内蔵ハードディスクにします。


一晩かけてクローンニングを実施したところ、処理が失敗してSSDの中身が見えない状況に陥り、クローンを作る作戦は失敗です。

しかたがないので、SSDに対してOSをクリーンインストールし、その後にデータ、アプリケーション、各種データを復元させるという手法で再トライすることにしました。この作業では、このサイトを参考にさせていただきました。

これも上と同様に起動時にcommand + RでmacOSユーティリティーを起動して、「macOSを再インストール」選択、インストール先をSSDに指定してOSのインストールを実施。このOS再インストールは、OSをインターネット経由で取得してインストールすることになります。

OSインストールのあと、データの復旧を行うかどうか聞かれるので、ここで復旧を行うように指示すると、ハードディスクの中の情報がSSDに転送されていきます。うちのMBPはなんだかんだでこの復旧作業に13時間ぐらいかかりました。

転送終了後、裏蓋を開けてディスクの入れ替えをすることになりますが、蓋を開ける前にUSBにつながったSSDからOSが起動するかどうかの確認をしておきましょう。ドライブを入れ替えてから「なんか変」ということになると、悲しい思いをします。

MBPを一旦シャットダウンし、Optionキーを押しながら電源を入れると、起動ディスクの選択メニューが出ます。そこで、SSDを選択して起動すると、OSインストールとデータの復旧がうまくいっていれば、OSが起動します。

起動を確認したら、システムをシャットダウンして、ACアダプタを外し、裏蓋を外します。長さの違うネジがあるので、どのネジがどの穴から外した物かわからなくならないような工夫をしましょう。

裏蓋を外すと、下のような様子になっていると思います。この向きで左下にある銀色の四角い物がハードディスクです。(という説明を読まないとどれがハードディスクなのかわからない、と言う方は、自分で作業をしないほうが無難です)


ハードディスクの上に黒い棒があります。プラスネジ2本で本体に取り付けてあります。この2本のネジを緩めて棒を取り外し、ハードディスクに付いている白くて薄いリボンを上に引き上げると、ハードディスクが外れます。そしたら、ハードディスクのSATAケーブルを注意深く外します。

次に、ハードディスクの4隅に、ハードディスク固定用の突起がトルクスネジで取り付けられているので、これを外してSSDの同じ位置に取り付けます。参考にしたサイトに写真入りで説明があるので、参照ください。

その後、ハードディスクが取り付けてあったのと同じようにSSDを取り付けます。


裏蓋を取り付ければ完成です。

SSDからシステムを起動したあと、SSDの低速化を防ぐための仕組みであるTRIM機能がおそらく無効になっていると思うので、ターミナルを起動して、以下のコマンドを投入します。(ただし、Yosemite以降のOS)ご参考

sudo trimforce enable [return]

データが消える可能性がある、などのメッセージが沢山出ます。2回出ます。当方ではデータが消えるなどの事故は起こりませんでした。

アップルメニューからこのMacについて→システムレポートと進み、下のようにTRIMサポートが「はい」になっていれば、有効になっています。

試しに、OSの起動にどのぐらい時間がかかるか測定してみました。Optionキーを押しながらMacを起動し、起動ドライブを選択してからデスクトップアイコンが表示される瞬間までの時間を測定した結果、

換装前:3分30秒
換装後:0分23秒

という結果になりました。3分30秒が23秒ってなかなかすごい結果であります。アプリケーションの起動も速くなりました。

1つ注意点ですが、SSD換装後、アプリケーションによってはライセンスの再認証が行われてしまう場合があります。なので、作業を開始する前にアプリケーションのライセンスキーを準備しておいた方が良いと思います。これはSSDならではの話では無く、ハードディスク換装について回る話なんだと思います。

なお、今回のエントリーに書かれた内容は、明らかにMBPの改造という行為になりますので、それ以降メーカーのサポートが受けられなくなる可能性があります。全てご自身の責任において実施ください。

マネをしたら壊れた、ということになっても、当方では責任を持ちかねます。よろしくお願いします。

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