先日のエフェクターボードを買ってエライ目に遭ったはなしのつづきです。
Aital Audio POWER BASE VAPB-45Mっていう品物です。
トラブルその2でご紹介した、バッテリースナップを使った電源供給ケーブルの極性が逆なんじゃないの?っていうお話しですが、その後メーカーと2週間近く販売店経由でやり取りをしました。販売店の担当の方には、本当に御世話になりました。
起こった現象は、バッテリースナップを使った電源供給ケーブルを、パワーサプライの出力に繋いで、エフェクターの006Pをつなげるバッテリースナップに接続したところ、大電流が流れてエフェクターが動かないというもの。
流れた電流の大きさを実測したわけではないが、一般的な006Pバッテリーの電流容量とこのエフェクターの電池寿命から概算した消費電流11.25mAを大きく上回る電流が流れていると推測。パワーサプライの出力は9V/500mA maxを使用。消費電流よりも40倍以上大きい電流が流れているってことです。
バッテリースナップの極性を反転してつないだら、正常動作した。
以上から、バッテリースナップの極性が反転しているので、ケーブルを交換してほしい、ということをメーカーに言って、対応をお願いしたのでした。
これに対するメーカーの見解は、バッテリースナップの電源供給ケーブルは、外部の006PバッテリーからエフェクターのDC INに給電するためのケーブルである、ということでした。
エフェクターボードについているパワーサプライ用のケーブルは、パワーサプライからエフェクターに給電するためのもの、と考えるのが自然だと思うのですが、何本もケーブルが付いてくる中で、1本だけ外部006PバッテリーからエフェクターのDC INに給電するケーブルが入っている、というのは不自然ですよね。そしてそんなのこの製品のWebには書かれていないし、マニュアルもないし。
でも、メーカーがそうだ、と言い張る以上、「あ、そうですか。納得はしませんが、そう言うならそうなのですね。」と引き下がるしかないですね。
その後、製品のホームページには、そのケーブルに関する注意事項が追記されましたが、おそらくこのケーブルを使ってトラブルに遭った人が今までいなかったんでしょうね。DC INのないエフェクターは、よっぽど古いものか、ヤマハのように独自のシステムを構築する前提で開発されたものぐらいでしょう。同時期の他社のエフェクターにはDC INがちゃんと付いていますからね
思うにこのメーカー、パワーサプライ単体で何機種か製品を出していて、これらにも同じケーブルのセットを付属していたんだろうと思うんです。今回この件が仕様のバグだと認めてしまうと、他の製品を使っている人達に対しても対応しなければならないことになるわけで、結構大ごとだと思うんですよ。だからバグだと認める訳にはいかなかったんでしょう。
ちなみに、問題のケーブルは、複数のエフェクターで1つの電池を付け替えて使う、ということに使うことが出来て、そういうニーズは、実際あるみたいです。そういう使い方をする、と言う人も友人の中にはいました。でも、そういう人たちの為のケーブルをパワーサプライメーカーが製品の付属品として付けるでしょうかね。
ということで、ケーブルの交換はしてもらえず、他のケーブルを使ってね、ということで終わりました。
納得はしていませんが、この製品はこのケーブルの問題以外はとっても良いものなので、オススメしたいと思います。ただし、付属のバッテリースナップケーブルは、使い方を間違えないでくださいね。場合によってはエフェクターを壊しますよ。
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